顔晴れ☀️育児日記

育児も仕事も頑張りたいけど体力が無いワーママブログ

【読書で人生をかえる】ハートドリブン~目に見えないものを大切にする力~/著・塩田元規

こんにちは、じょんです。

7冊目の紹介となる今回は、ちょうど電車内の広告でこの本が気になり、読んでみた本です。

 

本の概要はYouTubeで先に見て知っていたんですが、読んでみると泣けました…( ;∀;)。

 

ちょうど、アカツキという会社を立ち上げたところから上場するところまでのストーリーは著者の失敗談とか苦悩とか書いてありまして、

 

これ、ビジネス本というよりドキュメンタリー小説やな…という感じで読みやすかったです。

 

株式会社アカツキ

https://aktsk.jp/  

 

ハートドリブンって何?

「ハートドリブン」とは、人々が自分の内側のハートを原動力に活動していくということ。

価値観が多様化し、外側に正解がなく、自分の心の中に正解がある時代。

誰もが忘れていたものを思い出し、ワクワクしながら自分を輝かせて自己表現を楽しむハートドリブンな世界。

そんな、内面の感情を大切に扱うことが、これからの時代の組織、ビジネスに必要であると語られています

 

本書の中で感動したポイント!

P86 大学生の塩田さんが企業の社長に言われた言葉

「素晴らしい会社の定義でたった一つだ。それは『雰囲気のいい会社だ。』」

ん?そんな簡単なことと思いませんでしたか?その後の続くセリフが深いです。長いので要約しますが、

 

ビジネスモデルや事業内容はお客様の要望が変化すれば変わる。でも、変わらないのは企業は「人」が全てだということ。

いい会社はその理念や哲学を社員と共有し、社員は楽しそうに働いている。企業を計るのは、目に見えやすい数字だけではなく、

そこに流れる目に見えない雰囲気などである。

経営者で大切なことは目に見えないことに気が付き、それを育める環境を作ること。

 

ここで、塩田さんは最高に人が輝いて、ワクワクする組織を作ろう!と決めるのですが…、

起業後はとにかく全力。しかも利益が出ないと、目先の数字に囚われ、視野が狭くなっていく時期があります。

信頼できる人からの指摘で、何度も自分を振り返り、人間的に成長していく様子が書かれています。

 

とにかく創業から3期目まではかげっぷちで、胸が熱くなりました。

 

アカツキが大事にしている文化についてシェア!

 1「理解と同意を分ける」という考え方

理解は、「何故そうなっているのかわかる」ってことで、同意は、「私もそう思う、賛成」という別物です。

理解=同意ではないんです。あくまでも大切なのは相手への理解。同意までしなくていいし、自分の考えを押し付ける必要もない。

お互いの感情を話し、理解してうえで、最適解を出すという文化がすごいと思いました!

  

2分かち合い

塩田さんはアカツキの中で”分かち合"うことを最も大切にしている。例えば会議の時、プロジェクトの説明の後に感じた事を発表する

時間を設けているそうだ。何を話しても大丈夫。自分が感じたことを素直に話し、また他人の意見を受け入れる文化もできあがっているそうだ。

モヤモヤも分かち合うそうで、「なんかこれ気持ち悪い」という感覚もよく話にあがると書かれている。

 

違和感は可能性だ!

最初は言語化できなくてもいい、もしかしたらそれがプロジェクトのリスクかしれないからって書いてありました。

 

アカツキのすごいところは、ネガティブな感情も分かち合う文化んですよ。ポジティブだけじゃないんですね。

ほんとに内面の感情を大事にしたマネジメントをしているなと思って、すごい包容力を感じました。

なんでも発言していい安心感、そこできちんとフィードバックされることを楽しんでいるクリエイティブな会社だなと

個人的には思いました。

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内面の成長にはメタ認知が最適!

ほとんどの行動が無意識化での行動で、自分の思考パターンを認識している人は非常に少ない。

メタ認知を鍛える方法としては、瞑想とセルフモニタリングがあると他の記事で読みました。

本書には具体的は方法は載っておりませんでしたが、内面の感情に目を向け、自分の感じている気持ちに正直に向き合った時、

あなたの内面は変化し魂は進化すると本書に書かれていました。

 

 

最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

これを書く前は旦那さんと話していたのですが、旦那さんから名言が出たのでシェアします。

「過去から未来に向けて、感情(ビジョン・思想・哲学)を数字に乗せて発信できる人は強いリーダーだね」といっておりました。

 

この本を読んで、感情や理論どちらか一方に偏ってはダメなんだと思いました。

理想ばかりでは、飯は食えませんし…数字を追求して目くじら立てている組織では人が離れていきますもんね。

 

2020年は包容力のある女性になりたい!

それでは、また!

じょんでした!